石橋商店街の中に、シンプルだが美味いお好み焼きが味わえる「芳月」がある。今日話をしたいのは、その下の1Fの居酒屋、「1丁目」だ。
以前から存在にはもちろん気付いていたが、「呉春あります」の張紙以外には中の雰囲気が全く分からないため、いつも通り過ぎていた。
が、先日初めて入った。
これまでの居酒屋とは内容全く異にする、ある種特化した店だった。
入った瞬間、既にいた客に暫くながめられる「洗礼」があったが、何とか客の間に空いていた席に着くことができた。カウンターだけの小さな店で、惣菜や食材が並ぶ。無口なお母さんが切り盛りしている。
・・が、心苦しい雰囲気もここまでだった。
いきなり、左隣の常連客が堰を切ったように話しかけてきた。
「今日初めて?」「ここのシステムわかる?」「あの人のことママ言われるのが一番嫌いやねん」・・一瞬、居酒屋でのやり取りとは思えないセリフ回りだったが、おかげでこの店のシステムが即座に飲み込めた。
メニューには一切値段が書かれていない。ここでは、飲み物でも食べ物でも何を注文しても500円均一なのだ。
そうなると問題になるのは、「板わさ」や「ふぐの一夜干し」なども他と同等となると割高ではないか?ということ。
だが、そんな心配はなかった。「ふぐの一夜干し」を注文した際、でてきたのが写真の内容だ。一夜干し以外にも惣菜が色々とついているのだ。これだと、少しずつ色んなものをつまみながら、ゆっくりと酒が呑めるというものだ。

落ち着いて呑めるメニューではあるが、客はそうはさせてくれなかった。まあ、とにかく色々としゃべるわ聞かれるわで、挙句の果てには熱燗もご馳走になった。
この店の客の年齢層は高く、中小企業での役員クラスが多そうだ。あと、70歳を超えるシニア(男女共に)が多く、喫茶店でたむろするが如く、純粋に酒と人とのコミュニケーションを楽しみに集まっているようだ。
私の年齢を言ってからというもの、皆のことを「お父さん」「お母さん」と呼ぶことになった。30代の客が入ってくることはあまりないようだ。最初に洗礼と感じたのも、実は珍しかったのだ。
が、今度は逆に「わが息子」人によっては「孫の次男と同じくらいだ」と色々と気を遣ってくれた。
「来たければまた来ればいいし、今日の状況をみて判断すればいい」。客が客を判断するのはおかしいとは感じつつも、それが「気軽に来たらええよ」であることは理解に難くなかった。
また、足を運んでみたいと思う。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:居酒屋1丁目
場所:池田市石橋1-4-6
電話:072-762-1059
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コメント
コメント一覧 (2件)
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私も時々一丁目でお世話になっている還暦前のずるはげ
爺です。この店の好い所は、おかあさん(ママ)が田舎育ちでブスなので気を使わなくてもよい、料理も年季がはいって美味い、客もいゝ人ばかり?気さくに客と話せる、 ママと話せる、何でも話してしまいそうになる、私にとって至福のひと時だ。
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こんにちは!
完全にこのお店にハマッてますね(笑)
でも、ママが醸し出す雰囲気は絶妙ですね。「あっ、この人には嘘はつけない」みたいな威厳、でも、親身になって話聞いてくれそうなところは、初めて行った僕でも感じました。
確かに、いい時間を過ごせました。
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