先日、堺市で午後から仕事ということで、少し早めに現地入りすることにした。
せっかくなら、ご当地もんを食べたいところだ。
実は、堺ということもあって歴史の街でしょー、「発祥」ものがいくつもあるので、それにちなんだ食べ物がいいかな。
なるほど・・・せいろ蕎麦の発祥も堺なのか。じゃあ、それを食べさせてくれるという老舗に行ってみるか。南海電車の堺東駅からてくてくと西へ歩いて、阪堺電車とぶつかる宿院の交差点そばにある、「ちく満」だ。
実は、一度は完全に見過ごしてしまった。だって、イメージと全く・・・いや、想像を絶する敷地・建物だったからだ。一見すると、ちょっとした工場だ。
駐車場を横切り、建物に近づくと、申し訳ない感じで暖簾がかかっている。
暖簾をくぐり、薄暗い感じの通路を歩くと、右手にこれまた渋い入口が。中に入ると、座敷で蕎麦をたぐるお客さんの姿が見える。でも、一人だと伝えると、「お2階へどうぞ」と案内された。
2階にあがると、そこにも店員さんがいて「34番へどうぞ」。靴を脱ぐところにも番号が振ってあって、案内された番号のところに脱いで座敷にあがる。
いやいやいや~、いい雰囲気の広間ですな。テーブルも個別のお膳のようになってるのね。これから、宴会でも始まりそうだ。
メニューは、せいろそばのみなので、注文の聞かれ方は、1斤でよろしいですか?1.5斤にされますか?
大盛りにしたいから、1.5斤(1000円)でお願いするかな。
暫くすると、ん?かわった形で運ばれてきたな・・・こんな感じ。
この木箱のようなものがせいろですな。
さて、ここのせいろ蕎麦の特徴は、せいろに蕎麦を盛っているということだけでなく、「あつもり」、つまり、そばをせいろ蒸ししているわけですな。
生卵をといてダシを入れ、ねぎやわさびを薬味に、これに絡めて食べるということか。
蓋をとった時の風味はいいけど、蒸してあるので蕎麦はフカフカした食感、なので、歯ごたえを楽しむタイプではないのでご注意を。でも、この食べ方美味いよなぁ。ペロッといっちゃうわ。
様子を見計らって蕎麦湯が出てくる。残ったダシに入れていただく。ウメー
老舗と書いたけど、店そのものは江戸期、元禄8年創業だそうで。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:ちく満
場所:堺市堺区宿院町西1-1-16
時間:10:30~21:00 月休
電話:072-232-0093
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