豚の味珍@横浜

一度訪れないと…と思いながら機会を伺っていたが、今回ようやく訪れることに。
横浜駅の北西口側、ホント大きな駅のすぐ横にこんな通りある?と思わせる狸小路。
雰囲気がいい酒飲み横丁だが、その演出に一役買っているお店、豚の味珍(まいちん)。1956(昭和31)年創業の老舗だ。
路地の両側に店舗があり、上の写真の奥コーナーのところにある入口側が本店、手前左手の大きな看板と横幅のある店舗側が新店。
新店側には扉がいくつかあるんだけど、一番駅側の扉を開けてみる。10人も座れないであろう1階カウンター席はすでに厳しそうなので、そのままめっさ急な階段を上がり2階へ。
2階は4人掛けテーブルが3卓に、調理場をぐるっと囲むカウンター席で20席くらいあるかしら。あと30分遅かったら、満員御礼で入れなかったぜ。
まずは、ドリンク。
このお店の名物でもあるんだけど、焼酎 極上(500円税込)を。
受け皿とコップが目の前にコツっと置かれる。
そして、さっきから気になっていた目の前にある怪しげなポットから勢いよく酒が注がれる。
なるほど、このアラビアンな感じ、口が長いのは調理場とコップの距離があっても入れやすいからか。
こちらのお店では「やかん」と呼ばれていて、客も「やかん」と注文している。もともとは本当にやかんだったんだけど、代替わりしていく中でこの形に…これを選んだセンスに拍手だわ(笑)
で、肝心のお酒は、こちら宝酒造の極上宝焼酎。受け皿にこぼれるほどになみなみ注いでくれる。
お分かりだと思うけど、こう出てくると焼酎はストレート。別注でウーロン茶やキリンレモンを頼んで割って飲むか、ストレートでいくならカウンターに梅シロップも常備されている。ちょーしこいた飲み方したら後ろにひっくり返るかもね(笑)
さて、メニューを…ほーなかなか独特のラインナップ。ホント、珍味を食べさせるお店ですな。

豚の尾(750円税込)。
おー!ぷるんぷるんの皮と身、骨はちょい固だけど軟骨みたいなところはコリっとうまし。
何となく勝手に中華料理だと思って、八角とか使う独特の味付けになっているのかと思っていた。でも、醤油ベースの和風ダレで煮込んである落ち着いた味わいなのね。

部位によっては臭みもあるはずなんだけど、香辛料は全く使わず長時間煮込むことでそれを消しているそうな。

あと、足、耳、尾の煮汁を繰り返し使うことで、もちもち、ねっとりのゼラチン質の旨味を前にだしているんだって。ホント、もちっとしているんだよね。こりゃあコラーゲンたっぷりですな。

豚の舌(750円税込)。
一見、ラーメンのチャーシューみたくなっているが、ハムのようにしっとり歯ざわりでからしとの相性がいい。
辣白菜(330円税込)。
ラーパーツァイ、白菜の漬物ですな。焼酎を「やかん」と呼ぶのと同様に、この辣白菜は「ラッパ」と呼ばれている。
辣とあるので、ピリ辛かと思えばそんなことはなく、どちらかというと塩漬けなのか醤油なのかの塩味先行なところに、甘酢かしら…の甘さがやってくる。豚の珍味がこってりなことになってくるので、最強の箸休めになる。
豚から脱線し、ハチノスのからし酢みそあえ(600円税込)を。
お、このハチノスめちゃ柔らかくて美味いな。さっぱり仕上げで、これもいいですな。
そんなに長居することなくお会計を…やかんをストレートで2杯だけ。

2階から降りる時に改めて階段の急さに驚く。飲みすぎて足を滑らすと、間違いなく路地挟んで向かいの店に突っ込むな。
いやぁ、美味しい珍味いただきました。

気になる人は是非。

■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:豚の味珍
場所:横浜市西区南幸1-2-2
時間:16:00~22:00(土は15:00~)日休
電話:045-312-4027


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この記事を書いた人

蒲田・石橋阪大前・十三を中心に食べ歩き/居酒屋巡り/銭湯/温泉/旅/まちあるき/鉄道/飛行機 base in Tokyo/Osaka,JAPAN

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