電車の運転手は、人の命を預かる大変な仕事だ。
阪急電車も時期になれば、実習生が我々乗客を乗せて電車を走らせる。
真剣な面持ちでテキパキとこなす姿は、初々しいだけでなく「これなら、まかせて安心」と思える。
ただ、一言言わせていただくなら、あの一つ一つ確認の際に突然、おっきな声で「○○よし!」「進行!」と叫ばれると、どっきり並みに「どわっ」とびっくりする。
同じ実習でも、先日「さすがに君それは・・・」と呆れてしまうというか、冗談抜きに心配になる出来事を目の当たりにしてしまった。
もちろん、阪急電車ではなく、J○だ(二文字は辛いね)。
環状線での話しだが、若い運転実習生とそれを監督する2名が乗る電車に乗った。しかも、一番前の車両に。
窓越しに運転席が見える所に立ったが、ドアが閉まり電車を動かそうと実習生がマスコンを動かした途端、運転室内にけたたましいベルがなり、動き出したかと思われた電車が急に停止した。
問題はこの時の対処の仕方だ。
この実習生は、ベルが鳴った途端に動揺の色が隠せず、次のアクションが全くでなかった。
で、それを結局、監督が手を差し伸べて解除し、再度運転するように指示したのだ。
その時に、実習生が再度同じことをしそうになるところを、マスコン部分に手を添えて「このままキープして」という指示をだした。その後、運転をしながら今の状況を説明しているようなのだ。
乗客を乗せている状況下で、隣の人が運転に手を差し伸べるということが信じられなかった。
この時、私の隣にはある家族がいて、子供が運転席を同じようにみていたのだ。
母親曰く「いいねえ、一番前で運転手さん見れて」
電車急停止する。
子供曰く「あれ、どうしたの?止まっちゃったよ。ベル鳴ってるよ」
母親曰く「そ、そうね。運転手さん、ちょっと間違ちゃったみたい」
父親曰く「ほら、ここ見てごらん(車内側から見られる運転手名プレート
をさして)。この運転手さんは○○電車区の○○○○さんだって。」
おとうちゃん、さりげなくチェックする気持ちは分かったぞ。
色んな不祥事を起こしている中で、ちょっと危機感や緊張感がなさすぎなんじゃないか、と乗客の一人として言っておこうかな。
さすがにこの運転手を撮る事はできないので、掲載の画像は全く無関係なもの。
やな話で終わるのもやだし、折角なので、今ではお目にかかれないマニアック写真を一枚。
関門海峡専用の電気機関車EF30だ(寝台特急あかつき)。他のエリアではお目にかかれないシルバー塗装。
しかも、随分前に廃車となり現在は走っていない。
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