そういや昨年の10月後半に「銀河」に乗ったんだ。
仕事の関係で予定以上の時間になってしまい、翌日何もなければ泊まって帰ったんだろうけど、そういうわけにもいかず、急遽「銀河」を選んだのだった。
「銀河」は、大阪~東京間を結ぶ夜行寝台の急行列車だ。A寝台を1両、あとはB寝台を連結し電源車を除いて6~8両編成で走る。
寝台列車の多くは特急だが、「銀河」は特急にはなれない。何故なら距離が短いから。
こんなの特急でガンガン走られた日にゃ、大阪に真夜中に着いちゃうよ(実は東京から九州へ向かう長距離の寝台特急も大阪までは小刻みに止まって結構時間かけてんだけどね)。
もーこの「銀河」乗る時ね、大変だったんだから。
「銀河」の東京出発は23:00ちょうど。山手線で東京駅へ向かうんだけど、もう時間がかつかつ。乗り遅れるなんてことになると大変だわ。
でもね、それくらいの勢いだったわけ。
そんな状態で、東京の一つ手前、有楽町駅へ列車が滑り込んだかと思えば、えらい中途半端な状態で急停止した。
「ホームに人が落ちた」とのこと。
「おりゃあ!こんな時に落ちんなよ」と、不謹慎だけど正直思うわね。
暫く停車している間、乗客の中で「よくあるんだよね~」なんて会話が聞こえたが、ごめん関西では聞かんわ。
というよりも、ホームに人が溢れかえっていたのは確か(これって普段もこうってこと?)だったから、誘導整理するなり対策打とうよ、頼むから。
恐らく大事に至らなかったのか、すぐに列車は動き出した。
・・が、東京駅に着いたときにはもう2~3分前。
慌てて寝台列車が発着するホームへ走る。「おいおい、この階段きついなあ。」
「?」
あれ?「銀河」がいないぞ・・・何号線だ?
「銀河」って表示がどこにも出てないぞ・・・「おーやばいやばい」。
もう探し回っている時間がないから、近くの東北新幹線改札の駅員に聞いたわけ。
「事故の影響で大幅にダイヤが乱れています。いつ入線するか分かりません。」
「・・・。」
おかしいと思ったんだよ。ホームに上がった時に、何で「サンライズ」(下写真がサンライズ)が止まってんのかなと思って。
え?待てよ。でもこれ22:00発でまだ止まってんだから、少なくとも1時間は遅れるってことかよ。
入線ホームを通常と変更したことで、何とか30分遅れで「銀河」が入線してきた。
結構、お客さん乗ってるなあ。上下寝台の上か・・・。周辺はほぼお客さんで埋まってたね。
「寝台列車か。久々だな」・・・そんな思いにふけっている場合じゃなかった。
当然着替えをもってないから、浴衣に着替えないといけないんだけど、
また備え付けの浴衣がちんちくりんなのよね。加えて、着替えるにこの狭い空間は、身体全体の間接をふにゃふにゃにしないと難しいぞ。
「くそ~、この身長が全ての足かせになってるなあ」
そもそもこの寝台のサイズ自体がカツカツじゃん。
寝るに寝れない状態が続いた。
ウトウトしたかと思うと目が覚め、「ガシャン」と列車が動き出す揺れを感じたり、走行中に鳴る汽笛の音が耳に入ったりと、寝台車に乗っている実感を味わっていた。
京都到着近くで目が覚めた。
そうだ、列車遅れはどうなっているんだろう。あのままだと会社に間に合わないのではないだろうか・・・
大丈夫だった。定刻通りまで復活していた。
この日ばかりは寝台特急として頑張ってくれた。
この後、そのまま会社へ向かったが、体の節々をいわしていた。
ま、「銀河」に乗る時点で負け戦だって分かってたんだけどね。
コメント
コメント一覧 (2件)
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寝台こそ男のロマン!?
着替えがツラかろうが、足がつかえようが、横になって東京・大阪を移動できるのはやっぱり新幹線に無い魅力。
機会さえあればいつでも銀河を使いたい派です。
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どうも~
今でこそ利用できる機会が少なくなりましたが、食堂車なんてあった日にゃあ、星野鉄郎みたいにステーキをブイブイいわしたかったです。
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