ホントね、事件は会議室で起こってんじゃないんだよ。
現場、現場で起きてんだよ・・・
そんな社会風刺をふりかざすつもりはないが・・・・
落語は現場が一番だ。
いやあ、飛行機に乗れる時は全日空寄席を楽しみにしてるわけ。
でもね、これとて、聞くタイミングしくじったり、機内アナウンスが必要以上に多いと肝心なオチが聞けなかったりするのよね。
たまに、着陸してからかつかつまで聞いてる時あるんだから。
この落語って、舞台やコンサートと一緒で、その臨場感を体感するしないでは全然違うのよね。
そういう意味では、今回、その臨場感もそうだし、「庶民の娯楽」としても実感できる催し物を楽しんできた。
「ちょうばのちょ」。
桂ちょうばの落語会として、3月4日、第2回を迎えた。口コミレベルでしか知られていない通好みの催し物だ。
桂ざこばの実家2階を利用した寄席で、とても親近感のわく催し物だった。
場所は新世界で、現場はすぐに確認できたが、入口に悩んだぞ。
「お、この玄関の引戸を開けるのか・・・中に受付あるんかなあ」
・・・あ、ちゃうわ。建物横に入口あるじゃん・・というか、明らかに勝手口系ね。でも、ここに「軽井沢亭」の看板が掲げてある。
この入口をくぐり抜けると、すぐに2階へと上がる急勾配の階段が迫っている。ここを、トントンと上がりきったところで受付だ。
頃合の時間を見計らって来たつもりだったが、結構お客が詰めており、生憎、前の方は無理だった。
40~50名程の客が所狭しと座布団に腰掛け、静かな空間で落語を待っている。この空気がね、最高。
何かね、よその家におよばれして、アトラクションを待ってる感じなんだけど、
この懐かしい雰囲気というのかなあ、日曜日の昼下がり、日本的というのかこの独特の空間が、もう既に「これ定吉、さーだ吉」ぐらい落語的なのだ。
このまったりした空間の中で、落語が始まるわけだ。
出演は桂ちょうばと桂吉の丞。
演目は以下のとおり。
ちょうば「始末の極意」
吉の丞「犬の目」
ちょうば「二人ぐせ」
ちょうば「天災」
いやあ、面白かった。
笑いって色々あるよね。クスクス系、どっかん系、後からこみ上げ系・・・これがね交互に押し寄せてくるのよ。
もうねえ、オチがどうくるのかなあ~って楽しみにしてるわけ(読めてしまうと辛いけどね)。その部分での楽しみも期待外れにならず良かった。
落語が終わった後に、お楽しみビデオ上映があって、ちょうば・吉の丞のしょーもないコントが画面を通じて展開されるわけ。
ばっか馬鹿しい・・このチープさがまたウケるわけ。気になる人は次の会で是非!
こうした休日の過ごし方サイコー。
「ちょうばさんすみません、軽井沢亭の看板指してもらえます?」
「あ、ええですよ。」・・が、冒頭の写真。
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