【雨の天橋立紀行②】
もうねえ、この週末雨だったでしょう。遊びに行くことだって出来やしない。なのに、Jr.は「ディーゼルカーに乗りたい」と言う。
マニアックなJr.に対応して、C級呑兵衛は特急「はまかぜ」を想定したが、
「行った先でどうするよ?」「到着時間何時よ?」あたりを考慮し、結果、タンゴエクスプローラーにして、天橋立行きを決めた。
当日のもう朝9時は回ってるぞ。まった朝からバタバタするじゃあないかあ。
自由席で間に合った。全車ハイデッカーで、普段より、上から物見る我家にとっては、最適な空間だ。
お昼にかかるタイミングで大阪を出るものだから小腹も減るわけよ。
「車内販売あるから、んなもん後にしたらええ。」と強気な発言をした後、列車が走り出してワゴンサービスがないことを車内アナウンスで聞かされた。
おかげでJr.から降りるまで、「はーあ。喉乾いたなあ。」の嵐だった。
いやあ、大阪ではそうでもなかったが、天橋立はかなり気合いの入る雨の降りようだ。笑うよなあ、景色メインのところを雨の日に来るんだもの。
「股のぞき」をするためにリフトに乗るんだけど、チケット売り場での話。
「ケーブルカーは次が一杯ですので、40分お待ちいただくことになりますが・・・リフトであればすぐにお乗りいただけます。」こうきたわけだ。
リフトは、まあ、あのスキー場のシングルリフトをイメージしてよ。それに屋根はついている、と。
「ですので、足元に傘をさしていただければ濡れませんので。」とのことだった。
・・・濡れるじゃあないかあ!
これ戦だったら、間違いなく鉄砲隊に撃たれまくりの負け戦だよ。なすすべもなく、撃って下さいのさらし者状態だもの。
ところがJr.は違った。
山合いで「ナハハハハハ・・・。」と笑いが響く。
お前はパタリロか。
彼はリフトが初めてだから楽しくて仕方がなかったようだ。
上に着いたら着いたで、強風でJr.のビニル傘のビニル部分が綺麗に外れて、骨だけになった。これでまた、「ナハハハハハ・・・。」
股のぞきよりも彼としては面白かったんだろうね。

あとは廻旋橋。これもタイミングがよく、丁度通行止めになっていて、大きな船が横切るところだった。
Jr.は橋にも驚いているし、大きな船がこの狭いところを通過するというのも不思議なようだ。いや、これは大人でも見ごたえあるよね。
この後、ルパン3世が脱出のときに使いそうなボートで、傘松公園がある対岸へ。
海面に近い目線でギュンギュン飛ばすボートだから、Jr.も遊園地気分だ。こんなに景色を楽しむ観光地で、Jr.がハイテンションなのも珍しい。

町を散策していると、「あ、土筆!」
今年は土筆採り行ってないなあ、もう4月だもんな。
Jr.は、ここでもキャーキャー言って土筆を両手にいっぱい採っていた。
いい時間になってきたので、再び駅前に戻り、外湯「知恵の湯」へ向かう。
これは、天橋立駅横にあり、内湯の他に露天や手足湯などがある(600円)まだ新らしい施設だ。外にも足湯があり、こちらは無料。
土産店をぷらぷらと見て、18時40分発の特急「はしだて」に乗る。これ逃すともう特急ないから。帰りの時間を天橋立駅で確認しておいてよかったよ。

これに乗って福知山まで行き、特急「北近畿」へ乗換えだ。
「はしだて」も「北近畿」もコテコテのL特急で、車内は何となしに黄色く香ばしい感じで年季を感じる。
行きの失敗から、帰りの車内ワゴンの有無も事前に確認しておいた。どうもこの路線は、みんな車内販売無いのかなあ。
びっくりしたのは、駅にも駅弁売ってない(というかもう閉まってるし)から、近くのコンビニまで買出しに行かなきゃならなかった。
もう~旅情掻き立てる駅弁くらい売っておいてよ~
欲を言えば、あの簡易お茶と冷凍みかんね。
恒例の慌しい日帰り旅行だが、内容的には充実した楽しい時間だったぞ。
Jr.も色んな電車に乗れて、色んなものを体験して満足した1日だったようだ。
ま、正しいな天橋立の楽しみ方じゃないだろうけど。
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