むか~し昔のことじゃった~
酒呑みの呑兵衛という男が、
ある居酒屋でお酒のメニューを見てこう言ったそうな。
「すみません、この「だいせん」下さい」
「はい、「おおやま」ですね」
呑兵衛は読み直されてヘコみ、その知識の無さから以降、自ら、C級呑兵衛と名乗るようになったそうな。
めでたしめでたし。
・・・めでたいことあるか!
めっちゃ恥ずかしかったっちゅーねん。
「大山」(おおやま)、山形県鶴岡市の大山地区で醸造される地酒だ。
今では居酒屋にあれば、注文するお気に入りだ。関西にいると、文字だけ見ると鳥取の大山(だいせん)が頭に浮かぶから、こんなことになってしまったわけ。
そんな過去があった話をしておきながら、その鳥取で第2弾をやらかしてしまった。
仕事で、砂像フェスティバルを含め鳥取に出向いたんだけど、仕事を終えて、スーパーはくと乗車まで少し時間を持て余していた。
で、「じゃあ地酒を1杯だけ」と店で注文することにした。
「この地酒、「ひきざくら」で」
「「ひおきざくら」ですね」
「・・・」
鳥取の地酒「日置桜」のことだ。
旧日置郷(現在の青谷町)での醸造と、その土地にあった桜の名木からついた名前なわけ。
「日置」という文字を見ると、どうなんだろう日置市(鹿児島)も含め「ひおき」と読むのが一般的なのかなあ。
C級呑兵衛は、和歌山の日置川(ひきがわ)が浮かんじゃったよ。
ほんのり甘く、深みのある旨みが心地いいですな。
愛嬌のある瓶に向かって、
「おい、また格好悪いことになってるじゃあないか」と、ブツブツ語りかけるC級呑兵衛だった。
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