こんなに「売布神社」というキーワードを耳にしてきて、売布神社に来たことがなかったとは不思議だわ。
両隣駅の中山、清荒神には何度も訪れているというのに、だ。
さあ、天気もいいし歩いてみるか。
売布神社のある方、駅を出て北へ向かって歩き始める。
地鶏専門店など数店の店が軒を連ねた後、すぐ池にぶちあたる。
菰池(こもいけ)というそうな。
C級呑兵衛は一応、クラシックも聴くんだけど、
クラシック界、いや、そうでなくとも知られている巨匠カラヤン。
え?何で唐突にクラシックの話になるかって?
このカラヤン、実はこの売布神社に来たことがあるんだよね。
今はマンションになってるけど、昔、池のほとりにモダン建築の「松楓閣」という高級料亭があったのね。
ここには、カラヤンをはじめ多くの文化人が訪れたそうな。
因みに「君の名は」(菊田一夫)も、ここで執筆されてる。
池の周りは、駅から近いというのに、とっても静かだ。
池のすぐ西側に、こんもりとした茂みがあるんだけど、ここに「宝塚黙想の家」がある。
カトリックの黙想会に使われているようなんだけど、この入口にイエス像がある。
十字架を背負っているのではなく、両手を広げ温かく迎え入れてくれているようだ。
罪深きC級呑兵衛が近づくと、腕を広げた、その手でそのままチョップされる気がする。
ここで絵を書く人もいて、とてもゆっくりした時間が流れている。
さて、さらに西へ進むと、道標ですな。
「・・・。」
石の道標に、巡礼街道の道標、そして、宝塚市が掲示している案内板と・・・道を標すだけで賑やかい賑やかい。
ここを右に曲がるのね。
先ほどの「宝塚黙想の家」の裏手になるのかしら、ここには「御受難修道女会」がある。
普段、修道院の前を通ることってないから新鮮な気持ち。
ここが売布神社か・・・
境内を進むと、両サイドに春日灯篭。その先に少し急な階段が続く。
この灯篭のところで、もう桜が咲いてますな。

決して大きくはないんだけど、特に「賣布社」の標石が歴史を感じさせる。

ドラマでおなじみ大岡越前。
彼が「関西の地誌作るでー」と、並河誠所(なみかわせいしょ)に命令したのね。
調べていたら、
「あれ?ここ「貴船大明神」とみんないってるけど、「延喜式」の「賣布神社」やないか」と発見したわけ。
それから、「賣布神社」となって現在に至っている。
標石はその当時のものだから、1736年設置ときたもんだ。
神社は・・・あ、地主神社に続いて、またもや恋愛成就ときましたか。
こりゃあ、相当、恋愛せんとあきませんな。
この後、国指定史跡の中山荘園古墳に向かう。
もう道に迷っちゃったよ。
閑静な住宅街で同じところをウロウロしてると、怪しまれるじゃないかあ。
おいおい、マンション入口手前に公園があったのか・・・通れないと思って引き返していたのに。
古墳が発見されたのは昭和57年と比較的新しい。
それに、公園としてきれいに整備されている。石室もみえるようにしてあるんだね。ここからの眺めもいいよん。

まあ、それにしてもなんと可愛らしい大きさの古墳なんでしょう。
我家の近所にも古墳があるけど、それと比較すると随分と小さい。
ただ、よく前方後円墳や方墳などはよく聞くけど、この中山荘園古墳は多角形で、八角形に近いそうな。
この形は、古墳時代の終末期に出現するみたい。
因みに、この古墳、誰の墓かまでは分かってないみたいだね。
菰池周辺の道路沿いの桜はまだ蕾。
それでも、もう今か今かと待ってるかのような状態ですな。
反対側をみると、阪急電車が軽快に走る姿。

コメント
コメント一覧 (2件)
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「中山荘園古墳」、探したのに見つけられなかったんですよ。
だいぶんウロウロしたんですけど。地図にも載ってないし・・・
道標も案外不親切ですよねぇ。 0
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にゃみにゃみさん、こんにちは!
この古墳をみつけるのに、結構歩きましたよ。何度も行き止まりにあたったりして。道路案内は全くなしでしたね(笑) 0