いい天気ですな、歩くには気温も程よさそうだ。
蒲田から品川に出まして、常磐線9:55発品川始発土浦行に乗り込む。長距離乗るからグリーン車乗るぞ。

検札をする傍ら、手持ちスタイルの車内販売も行うクルーがいるのが有難いんだよね。早速、朝飯がてら軽く朝飲みを…

後ろの席で、音を出してスマホで映像をみる非常識な乗客がいたのだが、品川から乗って上野で降りるという…グリーン券買わずだとしたら天罰が下りますように。
で、静かになったと思ったら、今度はばあさんが乗って来たんだけど、なんかコツコツコツコツうるさいな…振り返ったら、なんか音楽聞いてるのか、ノリノリで踊ってる(笑)、柏で降りてくれたけど、常磐線なかなか香ばしいな。
土浦駅で降りて、さらに北上。友部駅で水戸線に乗り換え12:30頃に笠間に到着。茨城県笠間市、もちろん聞いたことのある地名なので、色々あるのかなーと思ったんだけど、駅のホームから眺める景色が大自然。


駅舎を出ると、すぐそばに観光案内所や旅館もあるのだけど、1時間に1本の路線、乗降以外にあまり人の行き来がない感じね。

駅からそのまま北へ伸びる道をてくてく。ちょうど30分くらいかしら…13時、坂東三十三観音 第23番札所 正福寺に到着。

この手前から、えらい車が渋滞してるなと思っていたんだけど、まさかみんなこのお寺を目指しているのか?…なるほど、このお寺の奥にある笠間つつじ公園で、つつじまつりが開催されているのか。
山門をくぐるとすぐ、御朱印やお守り等の販売されている建物があるんだけど、その左を抜けて階段をあがると本堂がある。創建は古いものの、廃仏毀釈等で荒廃し再興は昭和に入ってからなのね。

おっと正福寺はこれだけか…駅から歩いて来たとはいえ、これだけなら楽勝のはずだった…
そのまま奥へと進むと笠間つつじ公園に入ることが出来る。入場料を支払い(第1ゲート)中へと進むと、広いしなかなかの勾配じゃないか!


彩豊かなつつじを横目にハーハーいいながら上る。地面がカブトムシ飼う時の床みたいにもふもふに整備されている。杖を持つ人も多数いるし、途中心折れている人もいたな(笑)
ゲートから10分くらい歩いた先に、身代わり観音と山頂展望台があり、ここからの眺めがよろし。


展望台下と、近くに飲食のテントがあるな…ソフトクリーム食べようか。茨城アンデスメロンと生乳のミックス(400円税込)を。これメロンの香りがすごいな。おいちー

つつじってホント色んな種類があるんですなぁ。こんなにもっこもこに咲いてるのあまり見たことがないな。
お、座頭市の碑。そうか、座頭市の生まれは笠間か。実際に笠間で撮影してるのか。


山頂は少し広々としたところもあり、登って来て息切れている人もいるが、のんびりとしたムードが漂う。

つつじも綺麗だけど、藤もなかなかですな。

来た道を戻り、入口で御朱印をいただきますか。あ…ここで、杖貸し出してたか。


14時過ぎに正福寺を出発。最初、笠間駅に着いた時に思ったんだけど、笠間稲荷神社の案内がなかなかしっかりしてたので、笠間のイチオシスポットなのかな。行っとくか。
…で、正福寺から笠間稲荷神社に向かうと、神社前の門前通りはなかなか賑やかなところで、甘味やお土産処、食事するところも色々あるがな。

あ、14時回ってるから先にお昼食べよ。門前通りにある柏屋でお蕎麦いきましょうか。店先から蕎麦打ちを観ることができるよん。


店内は4人掛けテーブルが8つに、2人掛けテーブルが1つかな。2階もあるのかしら…年季の入った、ザ・蕎麦屋という雰囲気がいい。
蕎麦前にちょっとお酒いただこうか。
地酒(500円税込)を常温で。どっしりしっかりタイプで酸もきいた酒ですな。銘柄なんだろうなぁ、地酒は幾つかあるようだけど、笠間稲荷神社に奉納されているお酒とかなのかな。

蕎麦打ちされていた方が、「すみません、お待たせしましたので、こちら良かったらどうぞ」と出していただいた、筍の炊いたん。これがまた柔らかく、程よいコリコリ食感がたまらんわね。

笠間はお稲荷さんが名物でもあるようなので、稲荷寿司を…お、このそば寿司(1個150円税込)をいただきましょうか。
そば寿司は思ったよりも酢の酸味が前に出るんだね。中には蕎麦がぎっしり(笑)、歯応えの良い蕎麦なので食べ応えあるよ。


そして、冷やし稲荷そば(900円税込)。お揚げさんに「笠間」、そして、キツネが描かれてますよ。


ぶっかけスタイルなので、つゆを上から注ぐ。蕎麦が美味い。手打ちの不揃いさもあり、サクもちの食感が楽しい。お揚げさんは甘く炊いた薄揚げで、先ほどのそば寿司とは印象が異なるね。

お店を出て、笠間稲荷神社の前をいったん通り過ぎ、二代目たちばなで笠間名物バター饅頭を。

奥久慈卵使用とありますな。ほー、あんこ以外にカスタード、季節限定でまっちゃもあるのか。じゃあ、あんことカスタードど1つずつもらおうかな(各100円税込)。

ひょっとこがあんこ、おかめがカスタード。この焼印キュートですな。カステラ焼みたいなのかな…おわっ!かぶりつくと、確かに濃厚なバターの香りがたまらんぞ。最初にカスタードを食べたんだけど、もってり粘度高めの濃厚カスタードがこれまた美味い。あんこは、こしあんで案外とあっさりいただける。
食後のデザートを食べたところで、改めて笠間稲荷神社。大きな鳥居に気が引き締まる。

楼門をくぐりまして…

どっしりと構えた拝殿。
創建は651(白雉2)年で、伏宇迦之御魂神を祀る。伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷として親しまれている。

この拝殿の手前には見事な藤棚。


2株ある藤樹は樹齢400年クラスだそうで、うち1つの八重藤は県の天然記念物に指定されている。この八重藤、さっき笠間つつじ公園で案内してたな…ここのことだったのか。先のよく見るタイプの藤とは違って、ぶどうのような形で花がなるんだね。


鳥居から楼門へ向かう道の両脇には、仲見世がありますよ。規模は小さいながらも、お土産をはじめ、和物の工芸品や神棚なども売っている。




あれ、お向かいは酒蔵?
御神酒 二波山松緑醸造元か…中にもいくつかお店があるな。お酒の直売處以外にカフェも軒を連ねているのね。

中庭からさらに奥へと進むと、仕込み蔵の展示もあるぞ。

散策を終え、またてくてく歩いて15時半頃かしら…JR笠間駅まで戻ってきた。16時6分発の友部行きに乗車。本当は友部駅から品川まで1本で帰ることができるといいんだけど、1時間に1本なのよね。なので、友部から土浦まで戻って、当駅始発品川行の電車に乗り込む。

ハイボールも飲んでまったり。このまま何事もなく品川まで進めば良かったんだけど、松戸駅で緊急停止ボタンが押され走行中に急停車。ま、それはどの路線でもちょいちょいあることなんだけど、止まった位置が悪かった…エアセクションだ。送電線の切替ポイントで、通常走行時は停止禁止区間なんだよね。ここで車両を止めてしまいパンタグラフ上げたまま再度動かしたりすると、電位差で架線が損傷し話が大きくなってしまう。
車内アナウンスでは、「電気系統の処置が必要」「予備電源入れて少し移動」などこまめに状況報告が入る。処置って何やろうな、自力で脱出出来るよな…それとも、化石化ガス雲からの救出劇みたいに銀河鉄道666が牽引してくれるかな。
松戸駅まで予備電源で移動というから、パンタグラフを下ろして動くんだね。松戸駅についたところで、いったん電気切って車内真っ暗(写真撮ると明るい感じにみえるけど…)。そして再起動で正常モードに。当然ダイヤ乱れるわね。

最後の最後で面倒なことにはなったけど、笠間散策は見どころもあって良かったぞ。
花を愛でながら神社仏閣を巡る 笠間をぷらぷら 完。
