坂東三十三観音巡りで東松山・吉見町をぷらぷら

東武東上線の電車に揺られ、東松山にやって来ましたよ。関西にいる時からやきとりで知られた街だということは知っていたものの、実際にやって来たのは初めて。蒲田からだと、池袋経由で1時間半ちょっと。

今から、岩殿山安楽寺(吉見観音)へ行こうと思うんだけど、えーっとどう行けばいいかしら。よく分からなかったので、駅構内にある東松山市観光案内所で聞いてみる。
え?あ…吉見観音は東松山市ではなくて、お隣の吉見町なのね。駅の最寄りとしては東松山駅で間違いはなかったんだけど、まじか…どうも公共交通機関がまったくない模様。
ついでに、やきとりのことも聞いたけど、基本は居酒屋になるので夜だし、また、この日は日曜日でお休み…全くダメじゃん(笑)

しゃーない、タクシーで移動するか。
乗る前に運転手さんに聞いたところ、15分で2500円くらいとのこと。実際には2300円で到着〜
石段を上がり仁王門をくぐると、立派な構えが見えてきましたよ。
大仏さんを横目に階段を上がると本堂。
鮮やかな青で色付けされた岩殿山の文字が際立つが、なかなか激渋の木造本堂。安楽寺も行基ゆかりのお寺なんだよね。
コンパクトだけど、この三重塔もいい。本堂や仁王門なども古いけど、これが一番古いようだ。
何かゲゲゲの鬼太郎にでも出て来そうな石灯籠がキュート。
しっかりお参りをした後は、御朱印をいただくんだけど、お菓子を一ついただきましたよ。
時間は10:30過ぎ…厄除だんご美味しそうなんだけど、まだお店開いてへん(この場所で俺は何時に何をしているのかと改めて自問するよね)。
往路はタクシーでやって来たけど、こっからいっちょ東松山駅まで歩いたらぁ。とりあえず、県道271号線(今泉東松山線)に出て、西へ向かうことに。何があるでもない、どこにでもあるようなローカルな道なんだけど、所々お店がありますなぁ。
…何やろな、長閑な場所なんだけど、鉄砲の音がするんだけど。山で狩猟か?家でも建てている音と聞き間違えているのかな…
20分くらい歩いたところで、信号のある5叉路に出る。ここに北向地蔵があって、ここから南に下ってみることに。
ひたすら歩く〜、天気が良くて気持ちいいわ。
ん?このあたりの住宅、丸い石を積み上げた石垣をちらほら見かけますな。
先程の5叉路から南下した道を道なりに進むと、途中でぐきっと西へ進路を変える。もうすぐ、市野川に差し掛かるというところで松山城址。平山城なのに、難攻不落の城だったんだね。
松山城址の反対側…ん?吉見百穴?
何だろう…まったく何か分かんないので、ちょっと見てみるか。吉見町埋蔵文化センターという大きな施設もありますな。
「!」
わ、なんじゃこりゃ(笑)
岩肌の丘陵地に、たくさん横穴が…
吉見百穴と書いて、よしみひゃくあなと読むんだね。古墳時代後期の墓穴で、中は横穴式石室だ。百穴とはあるけど200は超える数だそうな。こういう墓のスタイルは初めて見たな。丘陵地にあるし、こういう見た目なので古墳時代でも前期の方かなと思ったな。
ちなみに、地下軍需工場の跡地もあるよん。
上に上がれるようになっていて、松山の街並みと向こうには武甲山をはじめ山々が。富士山や浅間山も望めるポイントなのね。
山上にはお店は営業していなかったけど、無人販売があり、クーラーボックスの中に色々と地のものがあったよ。
さて、来た時から気になっていたんだけど、売店があって五家宝というお菓子を販売している。埼玉銘菓というか熊谷のお菓子のようなんだけど、きなこ棒みたいなのが棚に行儀よく並んでいるのが美味そうだったので、こちらでちょっと休憩を。
え…人気No.1はクランベリー(120円)なの?和菓子なのに意外…じゃ、じゃあそのクランベリーと、あとはオーソドックスなきなこ(110円)をいただきましょうか。
店先のテーブル席で。

五時あ…硬いお菓子かと思ったら、もっちりサクッと軽いのね。クランベリーも程よい酸味が心地よく、主張しすぎないのがいいですな。きなこももちろんおいちー
さて、吉見百穴を出て、再度松山城址側。
岩壁ギリギリにある岩室観音堂へ。龍性院の境外仏堂だ。平安時代にはあったようなんだけど、この建物は江戸時代に再建されたもの。
これ、山門かと思ったら清水寺と同様の懸造りで、2階部分が本堂になっているのか。
ん?裏手に何やら鎖付きの道(というか、細く岩が削られたレベル)が…胎内くぐりだそうで、登ってみるとハート型になってますな。
本堂の下には数多くの石仏があるんだけど、全部で88体。四国八十八ヶ所霊場の本尊を模したものだそうで、ここに来れば四国八十八ヶ所をお参りしたのと同じ功徳が得られるんだって。>

そして、渋い構えの本堂。
さて、再び、東松山駅に向かって歩くか…国道407号線を跨ぎ、ひたすら西へ。
ほー、こういう感じでやきとりのお店はあるんですなぁ。開いてたらなぁ…
12時を回って、東松山駅まで戻ってきた。
せっかくだし、何か食べたいよね〜
見回した感じ、ここしかないかな…あ、やきとりもあるじゃん。
ということで、ひびき庵に入ってみる。いや店先のみそだれプロモが気になって。やきとりじゃなくて、みそだれオシなんですな。
店内は、個室が多く取られている落ち着いた和食店という感じ。
とりあえず、歩いて来たから喉が渇いた…すりおろし生レモンサワー(540円税別)を。

ランチメニューから、東松山名物味噌だれやきとりのランチをいただこうかな。
みそだれやきとりプレートセット(1400円)を発注。
なかなかしっかりのランチセットですな。
やきとり5種(かしら、黒豚串入り)・野菜串1種・サラダ・小鉢・お新香・味噌汁・ご飯。
ゴリゴリ食感のわかめたっぷり味噌汁がやたらうまい。
やきとり5種はメニューには全部書いていなかったけど、かしら、ハツ、黒豚串に鶏身ねぎま、つくね。
基本塩焼きで。加減もいい塩梅。ここに、みそだれをつけていただく。みそだれは味噌がメインだけど、ピリ辛がいいアクセントになってますな。
カシラのほどよい弾力がうまし。だんごもふわっと柔らかい〜
野菜串は茄子で、田楽のような少し甘い味噌がかかっているぞ。
なんとか東松山のやきとりにありつけたところで、今度はお隣の駅、高坂駅へ。
駅前のバスターミナルから路線バスに揺られ、物見山登山口バス停で下車。この路線、日祝でも10〜15分に1本くらいはあるかしら。
バス停からは、降りた道
をそのまま先へと進む。道路の向こう側にある武蔵野うどん、めちゃ人気やな…すごい人。
埼玉県こども動物自然公園、大東文化大学を抜けた先。
下る側道に入りまして…
トンネルを抜けると、そこは正法寺(巌殿観音)だった…あ、境内の脇から入った感じね。
まずは千手観音が祀られる観音堂。移築されているようだけど、江戸後期の建造物と言われているそうな。
大イチョウもすごいな。
観音堂の横にある絵馬堂と、この境内を囲む石崖に石仏が並ぶ。
薬師堂に百地蔵堂。

鐘楼の銅鐘は、1322(元亨2)年に製造されたものだそうな。

もう少し下って…階段でもなく、この斜面、絶対滑ってこけるやつやん(笑)

ここからは階段になっていて、仁王門へ。
仁王門の横に本堂と納経所があるので、御朱印もこちらでいただくことに。

ここからまた少し階段を下ると参道に出る(本来のスタートゴールが逆打ちしてるからややこしいな…)。

ここから南に伸びる参道がちょっと独特。
この通りにある建物や空き地も含めかな、全てに屋号がついている。門前町の名残がそのまま残っているんだよね。
畳屋あたりになるともうそのまま…なんだけど、実際、畳に因んだ商品を無人販売していたりするのがいい感じ。
正法寺を出て門前通りを歩くと、来た道と違う方向に歩くことになるんだけど、少し回り道する感じで歩いて戻ってみることに。v>

参道を抜けた先、大きな木が目印。左手には庚申塔や阿弥陀堂跡・板石塔婆、右手には弁天沼。
どこにでも、坂上田村麻呂出てくるな(笑)
そして、すこし西に進むと旧足利基氏館跡や塁跡。
足利基氏は足利尊氏の四男で、初代鎌倉公方。
ここからずっーと東へ進むと、往路で通ったバス通りに出て来る。もう人が住んでなさそうな渋いコーポがあったり。
バス通りからまた、高坂駅の方へと向かう道に入っててくてく。
この駅へと向かう道、彫刻通りでいろんな作品が並んでいるんだよね。
この日は、ヘロヘロで池袋まで戻った後、西武で椎名町駅に出、湯~ゆランドあずまへ。そして夕食は池袋の新珍味で肉盛りチャーハンですよ。詳しくは、それぞれのブログでみてね。
坂東三十三観音巡りで東松山・吉見町をぷらぷら、完。


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この記事を書いた人

蒲田・石橋阪大前・十三を中心に食べ歩き/居酒屋巡り/銭湯/温泉/旅/まちあるき/鉄道/飛行機 base in Tokyo/Osaka,JAPAN

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