こどもの日に新世界散策

■はじめに

「『こどもの日』は子供をどこかへ連れていってよ!」とは言われるものの、めぼしいところがないなあ。この直近で遊園地も行ってるし・・・ネットでイベントや行楽地などを検索していたが、ある検索結果に「フェスティバルゲート/ユニバーサルスタジオ・ジャパン」とあった。「フェスティバルゲート」に「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」ね~。

普通の家庭なら、これを見たときに間違いなく、「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」を選ぶと思うが、我が家は違う。いかに子供が表向きメインであろうと、親も楽しめないとダメなのだ・・・で、決まったのが、「フェスティバルゲートでアトラクションをちょっと楽しんだ後、スマートボールやらせてやるから新世界歩かせろツアー」だ。もうこの段階で、子供がサブになりつつある。


■え?ここまで落ちたか・・・

お昼少し前にフェスティバルゲートに到着(新今宮で降りるところを間違えて天王寺まで来てしまい、暑い中、引き返したので20分ほど無駄にしてしまった)。施設内に入ると、見るも無残な閑散とした風景が広がる。

オリックスをはじめとする民間出資による運営に移行してから初めて来たが、ほとんどの店舗やアトラクションが閉鎖している。モスバーガーだけが目立って人が入っているが、これなら建物全体を閉鎖した方が親切というものだ。ランチくらいは出来るだろうと思っていたが、とりあえず、ここにいることが恥ずかしい気分になってくるので、そのまま一旦、新世界へ出た。


■「更科」

子供が「うどん食べたい」というので、「づぼらや本店」から通天閣を抜け、通天閣本通商店街に入り、老舗の風格が魅力の「更科」に入る。創業明治40年、「更科蕎麦」を広め、暖簾わけもしてきた本家。

「天ざる」 に惹かれたが、今回は汁物で「にしんそば」を頼んでみた。

店内は天井が高く、奥には大きな番台がありおばあさんが鎮座している。その横では、ざる用のつけ出汁を大きな甕から柄杓ですくって入れている。何やら映画のセットに紛れ込んだ感じだ。

■フェスティバルゲート

ジェットコースターは動いていたので、子供に乗せてやりたかったが年齢的に無理だったので、「エキドナの洞窟」というシューティング系の乗り物とメリーゴーランドに乗せた。ん~、こんな「こどもの日」でいいのか・・・メリーゴーランドは1Fのモスバーガー前ということもあり、子供たちが駆け寄ってきては乗っていた。ただ、絶対数が少ないので、スピーカーから聞こえるおねえさんのメルヘンチックトークがむなしかった・・・

■ジャンジャン横丁へ

結局、フェスティバルゲートから離れ「ジャンジャン横丁」に入る。子供が楽しめる「スマートボール」の店へ向かうためだ。「ジャンジャン横丁」には以前にも来たことがあるが、客層?通行人の層が明らかに違っていることがすぐに分かった。

以前は、このひしめき合う庶民の店にマッチングしたおっさんが殆どで、横丁の雰囲気も何となく薄暗く、よく巷では「怖い」とされていた。ところが今はどうだ、メディアに取り上げられた串カツ屋の行列を筆頭に、ファミリーや若い人が商店街を埋めている。横丁の中ほどにある「八重勝」とその隣にある「てんぐ」の行列で、横丁内混雑が生じているのだ。これでは、庶民の店にマッチングしたおっさんの居場所がなくなるのも無理は無い。

■スマートボール「ニュースター」
レトロ感覚が魅力な「スマートボール」。温泉街には必須アイテムだが、ここ新世界でも有名店がある。スマートボ ール店「ニュースター」だ。

ガラス蓋の上を白いボールがガチャガチャと賑やかに滑り落ちる。店内は、老若男女入り乱れて席を確保するのも大変だ。うちの子供もハマッてしまい、「もう1回やる~!」を連呼し ていた。

■やっぱり串カツ

「こんな「こどもの日」はひどいな」と一番思ったのが、ぐずる子供に向かって「自分ばっかり楽しんで・・・親も楽しみたいわ。串くらい食べさせなさいよ!」。これを言っちゃあ、もうどっちが子供だか分からない。

・・・で、結局「ぜにや」支店に入る。時間は14時を回ったところだが、どの串カツ屋も一杯だ。「ぜにや」はアーケードから外れたところにあり、かろうじて1テーブルだけ空いていた。

とにかく雑然として、なんかバタバタしている。テーブルについたはいいが、注文を聞きにくる気配がない。何か紙にでも 注文するものを書いて渡した方が早いかな・・・とか思い始めたら、ようやくおばちゃんがおしぼりもってやってきた。

「注文するのをこれに書いてほしいねん。串はこっちに書いて、単品は別のこっちの紙に書いてくれる?いっしょごたに書いたら私怒られるねん」・・・知らんがな。

まあ、どっちにしても紙に書くんや・・・しばらくすると、「どて焼」とトレーにのった「串カツ」がやってきた。

「どて焼」はまったりもったりのとろけ具合。

「串カツ」が来て、「さっ食べよ」と思ったらソースがないではないか。おっちゃんも、串持ってきた時に気づいてよ。「ソース二度づけお断り」以前に「塩で食うぞ」。
おばちゃんに言うと、「いやっごめんな~。ほんまに、串持ってきたら気いついたらええのになあ」。

子供も枝豆など自分が好きなものを頼んで「おっさん化」。自分も暫くここにいると、だんだん居心地がよくなってくるのが不思議だ。おばちゃんも何かと気を遣ってテーブルにきてくれた。


■新世界界隈フォトギャラリー

通天閣南本通から通天閣を望む

かなり魅力な新世界中央通

JR新今宮駅前。フェスティバルゲートとのギャップがすごい

見逃しません「動物園前一番街」。ここにも大衆居酒屋あり

ジャンジャン横丁内にある大衆居酒屋群

新世界名物「囲碁クラブ」の熱気健在

レトロテイストなゲームセンター

■撮影日:2005年5月5日(木)

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この記事を書いた人

蒲田・石橋阪大前・十三を中心に食べ歩き/居酒屋巡り/銭湯/温泉/旅/まちあるき/鉄道/飛行機 base in Tokyo/Osaka,JAPAN

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