激旅!宮城2泊3日(2)

激旅!宮城2泊3日。

2日目、9月29日(日)。

もうねえ、朝5時起きですよ。

え?絵の中のホテルで落ち着かなかった?いやいや、部屋はいたってシンプルでしっかり眠りにつくことができましたよ。

JR本塩釜駅から1駅隣駅、東塩釜駅へ。塩釜水産物仲卸市場で美味しい朝ご飯をいただこうと思いましてな。場内の「塩竈市場食堂 只野」の暖簾をくぐる。詳しい内容はこちら

市場と「塩竈市場食堂 只野」のことは、さっきのリンク先のブログで読んでもらうとして、ここでは市場を出てからのことを。

「!」

市場の前に、ぽつんとどえらい店があるな。

塩釜、しかも市場の前で手打ちのさぬきうどんか・・・店の名前がそのまま「さぬきうどん」。お腹いっぱいなんだけど、避けて通れなくて白い暖簾をくぐってみる。昭和の雰囲気満載でいい感じなんだけど、さぬきうどんという割には、きつねやかしわなんばん等のメニューがあるのがちょっと心配だけど・・・
シンプルにかけうどん(370円)を。

あーなるほど・・・なるほどね。

これを讃岐うどんと期待して食べると全然違うなぁ。ダシも鰹は効いているけど、イリコが入ってないし関西の味でもないんだよなぁ、オリジナル。ま、本場とかうたってないからオリジナルで十分いいとは思うんだけどね。

そもそも、この店内の雰囲気も相まって普通に美味しいし、手打ちでツルツルな喉越しのうどんが楽しめるのが嬉しい。

この日はH氏と仙台からJR仙山線で山形まで移動、旅のメインである大学恩師の講演会を聞きに行く。えらい山中を抜けていくローカル線の旅だ。宮城県から山形県に入ると、右手に山寺も望むことができたぞ。

講演会の前の腹ごしらえに、駅ビル「エスパル山形」の中にある「山形そば処 三津屋」へ。大正創業の老舗で、山形のご当地グルメ、冷たい肉そばをいただくとするか。

各1日限定20食の冷やし肉そば(880円)を。

うん、美味い。ダシが昆布も鰹もよーきいているわー、ここに歯ごたえのしっかりした蕎麦。肉そばの肉は鶏肉を指すんだけど、味がしっかりついて旨し。

講演会の後、同窓会で食事やお酒も出たので、その帰り、山形駅前でラーメンだけ食べて帰ることに。赤い看板がどかーんと目立つ「ラーメン渓流」だ。

味噌ラーメンというだけでテンション上がるわ。宮城では有名なお店のようで、こだわりの特製辛味噌ラーメンが楽しめる。

鶏がらスープの味噌はバターが入っているのかしら、いいコクが出ている。それでいて、こってりしすぎてなくて実に旨し。これだけで十分美味いところに、レンゲに盛っと辛味噌が入って出てくる。これを少しずつ溶かしながら味変を楽しむ。辛味噌なのでピリ辛ではあるんだけど、色んなスパイスが入っているからか、甘みも含めた奥行きのある味わいだ。ここに、縮れの太麺のコシとぷりっと感がたまらんわね。

山形駅から仙台駅までは高速バスで戻ってきた。実は、鉄道よりも高速バスが発達してて、時間的にも早いんだそうだ。だったら、行きもバスでいいじゃんと思うだろうけど、そこは鉄分補給ということで。

2日間行動を共にしたH氏とはここでお別れし、今宵の宿泊先へ移動する。

昨晩は塩釜での宿泊だったが、今晩はさらに東、石巻まで移動しなきゃならない。JR、快速仙石東北ラインに乗り込む。車両はHB-E210、ハイブリットトレインだ。

東日本大震災の復興支援でできた仙石東北ラインは、東北本線は交流電化、仙石線は直流電化というのに加え、東北本線と仙石線の接続線は非電化なんだよね。これに対応する専用車両というわけだ。

20時47分発だけど、快速仙石東北ライン最終。仙石線はまだ走ってるけど、普通電車だと1時間半くらいかかるんだよね。

と、こういう時に限ってアクシデント。

クロスシートに座っていて、斜め後ろだったので見えてないんだけど、男同士の言い合い。クロスシートだから足が当たっただのそんな話なんだけど、歳の若い方がじいちゃんに対してナンクセつけてるんだと思っていた。じいちゃんの話っぷりが丁寧な言葉遣いだったので。ところが逆で、じいちゃんの方が酔っ払いで、かつ、偏固な講釈垂れだった。

「降りろ!」「ここで話は済ませられるでしょう!」の攻防が、発車時刻を過ぎても繰り広げられる。呼び出された車掌まで来てすったもんだ…挙句に「一緒に降りろ、警察呼ぶぞ」「どうぞ警察お呼びになって下さい、そしたら私も降りますから」

車掌から車内アナウンス「ただいま、車両確認を行っているため出発が遅れています」…いやいや、理由はどうみてもこの現場やろ。「車両内のじいちゃんがややこしくて警察に連絡、確認を行っている」をそこまで省略すなよ。

で、結果、警察登場。それですぐに降りるのかと思いきや、「いや、ここで全部お話しますから降りる必要はありません」ときた。緑色のスリッパあったら背後から頭はたいてるぜ。

まぁでも警察も手慣れたもんで、徐々に言葉に圧がかかり出し、じいちゃん落城。2人はホームへと掃き出された。どうぞ、ゆっくり普通電車で帰って下さい。

何か分からないけど、疲れ満載で石巻に到着。お腹いっぱいだし、石巻の夜へ繰り出す前に寝てしまった…

明けて30日、世間様は平日。

この日もまた5時起き。ホテルの近くにカーシェアがあったので、今日はこれで移動だ。実は今回の宮城で、個人的にもっとも足を運びたいと思っていたのが女川町なんだよね。東日本大震災で幾度と報道で目にしてきたのに、実際に足を運ぶのは初めてだ。

女川町へは石巻から東へ向かえばいいんだけど、まずは北上し、北上川に沿って東に向かう。

朝日が登ろうとしている、この風景が神々しくて思わず車を止める。

そのまま進み、南三陸町からくる国道398号線と合流するところで再び車を止める。

ここに、震災前にあった石巻市立大川小学校がある。北上川の河口から4km離れた場所にありながら、津波で児童・教員の7割が死亡・行方不明になったことで知られる。

当事者じゃないから適当なことは言えないんだけど、さっきの神々しい風景、まだ見えない海、校舎の2階部分の被害、そして、この後に何度も目にする「ここから過去の津波浸水区間」の表示板の設置場所・・・このロケーションで津波がここまで影響しているというのが、ちょっと普通では考えられないんだよね。

たらればで諸々学校や行政に対して非難する人いるけれど、現場で、断片的な情報だけで果たして適切な行動に移せたのかどうか、その「適切」ということ自身も、遥かに予想を上回ったことで無気力なものになったのではないか、と。

普段からの意識や備え、避けられない災害に対しての次の行動・・・色々と考える機会になったと思う。

再び、女川町に向かって車を走らせると、まだまだ復興に向けた工事がいたるところであって、復興の難しさを改めて感じる。

女川町に着くまで、結構アップダウンのある山道を走るんだけど、山道から急に見える港が綺麗なわけよ。その一方で、え?この山中で「ここから過去の津波浸水区間」の表示出る?みたいな。

7時を回ったところで、女川町の中心地にやって来た。

ホント快晴で良かったー、こじんまりとした漁港だけど、とってもいい雰囲気。

せっかく漁港に来たんだ、早速、新鮮な魚介を頂かないと。

ここで、すでに紹介した女川魚市場(女川町地方卸売市場)が登場するわけ。

朝7時でもすでに営業しているお店があるんだよね~

女川魚市場内の市場食堂のことはこちら

腹ごしらえをしたら、女川町をちょっと散策してみるか。

激旅!宮城2泊3日、続く。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

蒲田・石橋阪大前・十三を中心に食べ歩き/居酒屋巡り/銭湯/温泉/旅/まちあるき/鉄道/飛行機 base in Tokyo/Osaka,JAPAN

コメント

コメントする

目次