東京メトロ神保町駅東側。靖国通りの一つ南側になるのかな…神田すずらん通りを歩いていたところ、ある渋い建物に足を止める。あれ?このお店つい最近テレビで観たな。白い暖簾が気を引き締める、天麩羅 はちまき。


佇まいからも分かるけど、1931(昭和6)年創業で、この場所での営業も1945(昭和20)年からという老舗。店先にかかる写真を見ると…江戸川乱歩、海音寺潮五郎、佐野周二など錚々たる顔ぶれがやばいですな。

店内はカウンター5席に、奥へと進むとテーブル席が続く。カウンター席に腰をかけると、あ、ごま油の香りと、ぴちぴちじゅわじゅわと天ぷらを揚げる音が心地いい。
シンプルに天丼(1400円税込)を発注。

ご飯は大盛り無料だったんけど、今回は普通でお願いする。天ぷらは海老2尾、きす、いか、ピーマン、蓮根。衣はもちっと、そしてサクふあ。丸みのある甘い煮詰めた醤油たれが美味い。食べ応えのある海老天に、わ、いかもやわらかー
お新香はしょうがなんだけど、お寿司屋さんのがりと違って、ささがきな感じなのね。

テレビで観たのは、竹下登がよく来ていたというものだったんだけど、他にも井伏鱒二など公人から文豪から色んな人が訪れていたのね。
素通りしなくて良かった。満足の天丼でした。
気になる人はぜひ。
