この間、ロケの立会いに和歌山へ行ったんだけど、
風が強くて、海沿いでは寒さで撃沈しちゃったよ。
そんな中、その日最後のロケ地が中華そば屋とはありがたい。
「ん?」
話には聞いていたけど、これまた凄い店ですなあ。
全国的に有名な店「まる豊」だ。

冒頭の写真で分かるかなあ。
店が地盤沈下で傾いていることで有名なわけ。
ありゃりゃ、扉からして傾いてるなあ。
中に入っても天井がそれほど高くないから、少しかがみながら奥へと進む。
10人は座れない。
壁にはぎっしり色紙が飾られている。
とにかく店が傾いてるから、そのままグラスや器を置くとススススーと動き出すことになる。

だから、その傾きに対応した台(グラスもおけるようになっている)や、器の下にはさむ「こぼれん棒」などが準備されている。
中華そばは600円。
のり、ゆで玉子に蒲鉾・・・極めてシンプルな中華そば。
ベースは鶏ガラ豚骨なんだけど、野菜も含めてじっくり8時間以上は煮込まれたスープだ。湯浅産の醤油も使われている。
ほー、ほのかな甘味とコクがあるんだけど、あっさりした仕上がりだ。
昔ながらの中華そばって、こんな感じなのかな。
「これも一緒に食べたら美味いよ。スープとよく合うから」
紀州名産「はや寿し」(150円)だ。
なれ寿しとは異なり、すし飯を使うんだけど、発酵させずに漬けるのは1日だけ。
あっさりとした鯖はクセもなく、確かにスープとよく合う。
絶妙なコラボレーションですな。
カウンターには酒の肴が色々とならぶケースがあった。
中華そばだけじゃなく、居酒屋としても機能してるんだなあ。
中華そばは、それそのものの味だけじゃなく、
店の雰囲気であったり、店の人のキャラクターでも随分と変わる気がする。ここ「まる豊」の中華そばは、ここへ来て食べるのが一番だ。
■「行ってみたい」とふと思った人へ
店名:中華そば まる豊
場所:和歌山市有本615
電話:073-432-2967
営業:17:00~3:00 水休
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